商売でのコミュニケーションは、お互いの意思の疎通を目指すといいと思う。

人間関係を作るには、コミュニケーションが必要ですよね。
コミュニケーションの仕方は、その相手との関係で変わってくるもので、家族間、友人、そして、仕事関係でも、社内、社外と状況でも変わってきます。

私は家族と住んでいないし、会社勤めもしていないので、そういった状況でのコミュニケーション術には疎いんです。
でも、人と関わることが好きなので、コミュニケーションすることがとても好きです。

以前、コミュニケーションに対して語るのは難しいよね、って言われたことがあって、確かにそうだなって思ったんですけど、水商売はコミュニケーションで売上を上げることが普通で、それが当たり前って思っていたので、それをどう表現していいのかずっと考えていました。

私の考え方の癖は、日常ごとをすっごく複雑に考えて考えて…考えが行き詰まったら、その感情の原点に戻って単純化してみるんですが、これがまたすごく時間がかかってしまうんですよね。
でも、考えたおかげでなんとなく自分なりの答えが見えてきました。

自分のお客さんには「自分自身のお客さんづくり」をしていきましょうって言うことを言います。自身を好いてくれるお客さん、応援してくれるお客さん、いわゆるファンを作りましょうってことです。

ファンと言うと、有名人に憧れる人みたいな雰囲気になりますが、私が想定しているのは、もっと身近に交流できる人のことを指します。

30年前、お客さんと連絡を取る手段は電話が主体でした。
それも、固定電話なので、電話を取る人が目当ての人とは限りません。いるかいないかわからない状態の中電話をして、取り次いでもらって、やっと会話ができる。そんな状態だったんですよ。個人個人電話を持つようになった今では考えられないですよね。

でも、今度は電話に出るにしても周りの状況を気にするようになったり、相手の番号がわかるから後回しにされたり、そういう事も出てきます。お互いの時間の違いがでるので、会話する時間に制限ができる、といった感じですね。
電話に限っては、この時間の差が、便利なものを不便にもしてるとも言えますね。

そして、メールができて、ショートメールができて…さらにはSNSで発信して、相手の都合のいい時間で、相手が知りたい人の情報だけ見られるようになって…と、人との接し方や接する形がどんどん変わってきています。

形が変われば、お客さんと接するきっかけも変わりますし、出会い方も変わります。
この変化はとても緩やかで、目に見えないし、実感しにくいこともあります。

でも、確実に変わっていますよね。

今まで接点が持てなかった人と、接点が持てるようになるし、
今まで気づかなかったお客さんの要望が聞けたりもしますし、
知り得なかったことを、知ることができます。

今まではわからないことがあったから、上辺の付き合いも通じてきましたけど、今の時代、いろんなことを知ることができます。知っていると、付き合いの度合いを深めていかないと、いろいろ厳しい事も出てきます。

今のデジタル時代は、商売上のコミュニケーションをもっと深いところでしていく必要があるってことです。今まで、そういった付き合い方をしていないから、戸惑うことが多いかもしれません。

そのために、私はSNSの使い方とともに、そのお付き合いの仕方の相談も受けています。
お客さんとの意思の疎通が高まれば高まるほど、その仕事自体が楽しくなりますし、その必要性は理屈抜きで通じていくこともできます。

商売は人相手のものですから、もっと人の深いところも見ていきたいですね。
それでは、また。