売れる仕組みづくりはお客さんの動きを知ることから。

私は「どうせ…〇〇だから」と、最初から諦めモードになるのは嫌だなって思ってます。

どうせ田舎だから。
どうせ年寄りしか来ないから。
どうせやってもムダだから。

この「どうせ」を逆に考えると、また違った発想につながると思うんです。

田舎しかできないこと。
お年寄りが喜んでくれること。
ムダをムダにしないためにどうすればいいか。

だって、そこに居て、そこで生活して、そこで商売しているなら、そこでしかできないことをやった方がいいに決まってます。
それなのに「どうせ」で片付けてしまったら、もったいないですもん。

この「どうせ…〇〇だから」という言葉、私はヤル気が無い意思表示なのかなって思っていたんですよね。ヤル気が無い人に限って、ボヤキが多いし、その表れなんだろうなって。

そんなある店舗さんの状況を見に行ってきました。
そこでの状況を見たら、ヤル気が無いのではなく、やり方が間違っていて、そこに気づかないから「どうせ」という言葉になってしまっている場合もあるんだなと気づきました。

レシピチラシを置くといいですよ、とか、POPをつけるといいですよ、とか、黒板をおいてオススメをお知らせしましょう、とかの販促と呼ばれることを一通り取り入れているようなんですが、レシピチラシはせっかく書いてあるのに、そこにあるのが分からない状態、そして、横書きなのに縦入れしてしまっていて、何があるかすらもわからない状態でおいてありました。POPも小さすぎて読めないし。黒板は通り道に置いてあって、むしろ動線の邪魔になってしまっていて…

売れる仕組みを考えるというのは、手法をそのまま取り入れるのではなく、その手法をお客さんの動きに合わせて取り入れるということです。売れる仕組みというのは、お客さんに寄り添う姿勢、お客さんを巻き込もうという気持ちがないと作れません。

手法だけ真似ているから上手くいかないのは当然のことで、だから成果も出ないし、やっても無駄だったという結論を出してしまうんですね。
田舎なのに、都会のやり方をそのままやっても、そもそもの規模が違うから上手くいかないのも当然で。表面的なやり方を真似るのではなく、その根本的なところを真似ることが大事。
でも、自分たちの都合で考えていると「どうせ」って言う言葉が出やすくなっちゃうんでしょうね。

そこでしかできないやり方というのは、新しい何かを創り出すのではなく、そこで起きる現象の癖を掴むということです。その癖ごとに手法を取り入れ、アレンジするってことです。

レシピチラシも何に役立つレシピなのか。
「作りおきがきく旬の野菜を使ったレシピ」とすれば、旬の野菜を食べたい人、たくさん作ってしまうとあとが面倒と思っていても作り置きがきくなら作ってもいいかな、と思う人に役立ちますよね。

それが何の役に立つものなのか。
どんな良いことにつながるのか。
気になる要素を取り入れているのか。

やるにしても、こういうことを考えた上でやらないと結果に繋がりません。
それに、やり始めたら続けること。
1回やっただけでは何が良くて、何が悪いのか、足りないのか、そういった検証もできないので、検証をとって、見直して、また実践してみる。この繰り返しをする覚悟がないと、売れる仕組みにつながらないんです。


そこでしかできないやり方。
それは、そこをとことん知り尽くすことから生まれるものだと…そう思います。

数年前の私はこういった売り方とか、売り仕組みとかにとても疎かったんです。
でも、エクスマに行くようになって、ちゃんと勉強しなきゃいけないと気づいて、未だに勉強の日々が続いています。勉強すればするほど、こういう概念を持つことが大事だなと思うばかりです。