売り込み、売り付けはお客様に敬遠されるもと。

こんにちは、下澤美香です。
SNSの発信レクチャーを通じて、世の中にはいろんな売り方があるんだなと思っています。
そして、売り方も様々ですし、売るものも、形があるものから形のないものまで、様々なものがありますよね。

ポップコーン用のとうもろこし めっちゃ気になりましたー。

昔の考え方は通用しない

20代の頃、勤めていた会社の常務に言われた言葉が未だに心に残っています。
「今の時代、生活に必要なものは一通り揃ってしまっている。なきゃ困るというものは出尽くしてるんだよ。冷蔵庫だって、洗濯機だって、テレビだって…3種の神器だともてはやされたけど、もうどこにでもあるし、普通に変えるだろ?黙っていても売れる、そんな時代はもう終わった。これからは違った考え方で売っていかないと生き残れないよな。」

20年も前に言われた言葉ですけど、当時の私は、言い分や理屈はわかるけど、じゃあ、何をすればいいか?ということは皆目見当がつきませんでした。
その頃は精密会社の事務員でしたし、事務員だけど、生産管理も在庫管理も、受注発注もするといった状態で、営業以外は全てやっていました。効率の良さ、情報分析による在庫管理とか、そういった面はお手のものでしたけど、いざそれを売るとなると…皆目見当もつかない。そんな状態でした。

その後、水商売の世界に戻り、その業界は昔と変わらずの営業スタイルだったので、いつしか売るという考えから遠のいていました。水商売は売るという概念より、人を呼んで来てもらうというスタイルだったので、営業はその人のことをひたすら考えるといったことだったんです。

人を直接相手にする商売ですから、態度や言葉がダイレクトに影響します。
その部分にひたすら気を使っていたこともありました。言葉通りに受け止めていはいけないことがあったり、空気を読んだり。おかげで、目に見えない部分に敏感になれましたよ。

気持ちの距離感のさじ加減、これが大事なんだなって。

気持ちのタイミングを見極める意識を持つこと

お客さんがその商品をほしいと思うタイミング、必要を感じないタイミング、というのがありますよね。そのタイミングを見たり、自分から作ることをしないと、単なる売り込みになってしまうんだろうなって思うんです。
売り込みって、日常業務の妨げになるから邪魔に感じられちゃうんですよね。それが続くと嫌だなと思われるし、嫌だなと思われているとシャッターアウトされます。そうなったら、もう会うチャンスを失ってしまいます。

中には優しい人もいるから、売り込みを受け入れてくれる人もいます。
そして、付き合いだからと買ってくださる方もいます。でも、結局はその価値を感じてもらうことはできないので、売付けになってしまいます。それが続けば、やっぱり敬遠されてしまうんですよね。

どんなに一生懸命やったとしても、お客さんに嫌われたり、敬遠されたらダメなんです。

よく私は、「お客さんのことを知ることが大事ですよ。」ってことを言います。でも、最近、知るだけでは足りないなって思うんです。
知るという業務的な視点で見るのではなく、お客さんのことを好きなる。好意を持って接する。
こういうことがとても大切だと思います。

好意を持つから、いろんなことを知ることができる。
心の動きも自然と分かるようになる。
好きだから、こうしたい。

そういう動きは売り込みでも、売りつけでもなく、お客さんを思った行動になるので、お客さんもちゃんと聞いてくれる、そういう関係に繋がります。

気持ちを入れた関係づくりは時間がかかることもあります。
でも、時間をかけただけ、強いつながりにもなるので、時間を使って育てるという意識を入れていくといいと思います。

時間はとても貴重なもので、意識を持って使わないと無駄になります。
ちゃんと意識を持って使うとその時間は肥やしになる、そういうものです。

私も、時間を無駄にしないよう、心がけていこうと思います。