自社取扱製品を覚えることはプロとして当たり前のこと。

若い頃、プラスチック部品の成形工場に勤務してことがありました。

家電製品の細かい部品を作る会社なので、部品の種類が500ぐらいあったんです。
そして、成形機は25台あって、使用材料も何十種類もありました。

そして、それらの組み合わせを考えたパターンというのもあります。

部品をカタチにする。
この一言にはたくさん覚えないといけないものがあります。

そして、この部品を出荷するまでの工程もいつくかありましたし、パターンもそれぞれ違います。部品をお客さんに届けるための過程がものすごく多んです、製造業って。さらには客先ごとの取り決めも違うので、それも覚えなきゃいけないんです。

で、この過程、その都度マニュアルを見ていたら、作業が進まないんですよね。

私はその成形工場で事務、受注管理、材料発注、生産管理、出荷管理、外注管理、2トントラックでの納品を毎日やっていました。

社内で取り扱っていることすべて覚えていないと、回らない仕事内容だったんです。
在籍していたのはわずか4年ですけど、あの当時のことはよく覚えています。

取り扱っていることを覚えないと仕事にならない。

まず、500の部品名をひたすら覚えました。
よく出る部品、そうでない部品に分けてみたり、材質ごと、使用成形機ごとに分けて覚えたり。

客先ごとの担当割もあったんですけど、担当外でも全部覚えました。
なぜそこまで徹底して覚えたかというと、社内のことを全部把握しないと仕事が回らないと思ったから。

知りません、わかりませんは、仕事をする以上、失礼に当たることだって思ってたからなんです。

ま、それでもわからないことは出てくるので、そういうときは「調べますのでお時間ください」といえばいいことですよね。
社内のことを覚えていれば、解決策はすぐ見つかります。

担当が違っても関心を持つこと

誰がどこの担当なのか、誰が何を知っているのか。
こういうことを覚えておくだけで、聞くことができますよね。

出荷だから、製造現場のことはノータッチ。
検査員だから、事務方のことはノータッチ。

そういったスタンスでいると、絶対何かしら問題が起きるんです。
で、無関心なままでいたら、その問題は大きくなって収集がつかなくなることもあります。

でも、お互いに関心を持っていることで、ミスや問題が起きても解決が早くなるんです。

外部介入とはいえども、クライアント先の取扱製品を覚えるのは当然のこと

じつは先日、クライアント先の製品カタログを頂いてきたんです。


いくら私が「御社の取扱製品のことを発信していきましょう!」といったとことで、その製品自体を私が理解していなかったら、ダメだなって思うんです。ある程度は把握していないと、その製品、商品の紹介先が思いつきませんし、発信アレンジだって思いつかないものです。
そして、思いつきもしないのに、口だけ番長のように「やりましょう!」っていっても、言われたクライアントも困ってしまいますよね。

だから覚えようとしています。

こういうことは仕事をする以上、当たり前だと思うし、やらなきゃプロとは言えませんものね。

昔、こうやって覚えたことを思い出しながら、やっていこうと思います。