SNSの使い方をハウツー本に頼っていたら活用に繋がらない。

私の一日は、SNSの投稿を見ることから始まります。
みんな何しているのかな?って。
みんなと言っても、私にとって身近な人のことです。

何を見て、どんな気持ちになって、何をしたいのか。

それに対して、私は何を思うのか。どんな言葉をかけたくなるのか。
一緒に笑って、一緒に考えて、一緒に感じる。

離れていても、物事を共有できるのがSNSです。

SNSの使い方をハウツー本に頼っていたら活用に繋がらない。

ある人の投稿で気になったフレーズがあったんです。
「ハウツー本によると◯◯した方がいいとあったので、こうしています。」って。

確かにSNSは新しくできた道具なので、取り扱いに関する知識はハウツー本でいいと思います。
ですが、その使い方までをハウツー本に頼っていたら、いつまでたってもSNS自体の良さやその可能性の広げ方につながらないんです。

というのも、SNSは人の気持ちが錯綜するところで、傾向はすぐに変わるから。「こうした方がいいよ」という見解は長続きしないんです。SNS自体の仕様もユーザーの使い方で変わります。

SNSの使い方で大切なのはハウツーを覚えることではなく、ましてやテクニックを覚えることではなく、その使い方への考え方なんです。
もっといえば、SNSを使って、どんな人、どんな風に関わって行きたいのかを決めること。
ここを考えることなく、決めてもいないから、どんな言葉を使っていいのかわからず、何を言っていいのかわからなくなってしまうんです。

誰とどんなふうに関わりたいかで変わっていくSNSの仕組み

各SNSの投稿表示には「アルゴリズム(表示の最適化)」という仕組みが使われています。
この最適化のもとは「この人は誰が好きで、誰が嫌いなのか」といった、行動の解析が元になっています。好き嫌いの気持ちがわかるのか?って不思議に思うかもしれないですけど…深層にある気持ちは行動に出ちゃうものです。

例えば、「いつも気にしたい人の投稿は見逃したくない!」と思えば、投稿されたときに通知が来るように設定しますよね。そして、見たら必ず「いいね!」しちゃいますよね。
SNSには「誰と一緒にいます」を表示する「タグ付け機能」がありますが、頻繁にタグ付けし合っていれば「いつも一緒にいるから仲がいいんだな」ってわかりますよね。

SNSはそういった細かい行動、動作を解析して、その人好みの表示にカスタマイズしています。
そして、SNSは片思いの味方ではなく、両思いの人の味方でもあるんです。

SNSの仕組みは日々変化しています。
先日、そのことを詳しく書いた記事が発表されました。とても参考になる記事なので、読んでおくといいですよ。

注目ではなく「対話」の時代へ。 マーケター必見、主要SNSのアルゴリズムまとめ

ここに書かれている「アルゴリズムを把握するメリット」は、SNSの仕組みの移り変わりがよくわかります。

【アルゴリズムを把握するメリット】
初期のSNSでは、人々をオンライン上でつなぐことが目的でした。しかし収益化の方法を模索するために各SNSが提供内容を多様化していくにつれ、ニュース配信を効率化するアルゴリズム実装が重要視されていきます。

その結果、フェイクニュースに代表される悪質なコンテンツがSNSにおいて大きな影響力を持つようになり、問題視されるようになりました。そのような背景があり、2018年、SNSとそのアルゴリズムの流れが再び変わり始めました。

多くのSNSで、聴衆ではなくコミュニティを構築すること、注目集めではなく対話といったより誠実なコミュニケーションを図ることが広告主にとって不可欠になります。

そのためにもアルゴリズムを知っておくことが有効と言えます。他にも、各SNSのアルゴリズムの把握には以下のメリットがあります。

影響力:コンテンツが与える影響力を大きくする
ROI(投資利益率または投資収益率):SNS上の投稿に費やしたコストに対するリターンを最大化する
評判:アルゴリズムにとって長期に渡って信頼できる情報源になる
社会的影響力の拡大:ネット上のデマ拡散を防ぐことが出来る様になる

まとめ

SNSの活用に大切なのは、ハウツーを覚えるより、その意図を明確にする事。
片思いしているよというアピールより、お互いに高め合えることは何かを考えること。

基本的な使い方を覚えたら「自分なりの工夫」「工夫を届ける相手のこと」を考えることが大切です。