死後の世界が描かれている、映画「リメンバー・ミー」故人を偲ぶ意味を子どもたちにも知ってもらいたい。

春休み、甥っ子ちゃんたちと映画「リメンバー・ミー」を観てきました。

先日、友達に「どうだった?」と聞かれたものの「うん、良かったよー」しか答えられなくて。
何がどう良かったのか、ちょっと振り返ってみますね。

あらすじ

主人公は、ミュージシャンを夢見る、ギターの天才少年ミゲル。しかし、厳格な《家族の掟》によって、ギターを弾くどころか音楽を聴くことすら禁じられていた…。ある日、ミゲルは古い家族写真をきっかけに、自分のひいひいおじいちゃんが伝説のミュージシャン、デラクルスではないかと推測。彼のお墓に忍び込み美しいギターを手にした、その瞬間──先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまった!

そこは、夢のように美しく、ガイコツたちが楽しく暮らすテーマパークのような世界。しかし、日の出までに元の世界に帰らないと、ミゲルの体は消え、永遠に家族と会えなくなってしまう…。唯一の頼りは、家族に会いたいと願う、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。だが、彼にも「生きている家族に忘れられると、死者の国からも存在が消える」という運命が待ち受けていた…。絶体絶命のふたりと家族をつなぐ唯一の鍵は、ミゲルが大好きな曲、“リメンバー・ミー”。不思議な力を秘めたこの曲が、時を超えていま奇跡を巻き起こす!

故人を偲ぶ風習

メキシコでは「死者の日」という、故人を偲ぶお祭りの日があるそうです。

死者の日には家族や友人達が集い、故人への思いを馳せて語り合う。祝祭はカトリックにおける諸聖人の日である11月1日と翌日2日に行われる。地域によっては、10月31日の晩も前夜祭として祝われる。

市街地はマリーゴールドの香りに包まれ、公園には露店が立ち並ぶ。11月1日は子供の魂が、2日は大人の魂が戻る日とされ、供え物がチョコレートなどのお菓子からメスカルなどの酒に変わっていく。日本のお盆に近い位置付けであるが、あくまで楽しく明るく祝うのが特徴である。

この「故人を偲ぶ風習」は、派手さ盛大さに違いはあるものの、日本のお盆に近いなって思います。日本での故人を偲ぶ風習にはお盆やお彼岸、法事がありますが、いままで私はちょっと漠然としてたんです。でも、この映画「リメンバー・ミー」をみたら、その漠然さがちょっと薄らぎました。

自分の血筋を誇りに思う、といったら少々大げさかもしれないですけど、「先祖がいてこそ自分がある」ということにもっと気持を寄せたり、感謝する、そういう気持ちを持ち続けたいなと思います。

仏前や墓前へのお供え

お墓参りや法事のときのお供え物ってちょっと無駄なような気がしていたんですよね、私。
それは、お供え物は「こういうものじゃなければいけない」って、決められたものを供えるということに抵抗があったんだということに気づきました。

儀式的に供えても本人たちが果たして喜ぶのか ?
でも、儀式をしないと故人の為にならないし…
こんな風に思ってたんですよね。

でも、「リメンバー・ミー」で描かれている死者の国は、現世での供え物が反映されてます。それをみて「あ、そうか。物体として考えるから、無駄に感じてしまってたんだ」って思ったんです。物体ではなく、媒体として考えればいいんだって。

となれば、故人が好んだものを供えるほうが断然いいなとも思ったんです。
好物を知っているということは、その故人を思い出すことにもつながりますしね。

ちなみにこの墓前に供えたのは、カメヤマローソクが展開している好物シリーズというロウソクです。

お寿司やお酒、スイーツなど、好物をリアルに象っててめっちゃ気に入ってます。

死後の世界の捉え方は宗教ごとに違う

私は、この死後の世界の考えは仏教からきているのかなって思ってたんですよね。そもそも私は決めた宗教というものがなくて、恥ずかしながら、仏壇があるからウチは仏教なのかしら?と思う程度でした。
仏教と一言で言っても、宗派があり、宗派によって考えや習慣も違うようです。

で、調べてみたら死後の世界は宗教によってその考え方が違うんですって。

となると、風習ってことなのかしら?
特に日本は、いろんな文化風習を輸入して、独自の文化に取り込んでいます。なので、昔からある風習だから、日本独自のものだと思いがちですけど、起源を辿っていくと外国の風習ってことが多々あります。

遠いメキシコの風習が日本の風習と近いのも、何かルーツがあるかもしれませんね。

大人の私は、映画「リメンバー・ミー」を観て、死後の世界に対する考え方のルーツや歴史を考えてしまってますが、子どもたちはまだ故人を偲ぶという意味、自分の血筋のルーツなど小難しいことは理解できないと思います。
そもそも、死を考える年齢でもないしね。
でも、先祖を敬う気持ち、感謝することを習慣として知ってもらいたいなと、そして今後の何かのきっかけになればいいなと、おばバカな私は願うのです。

雑感

Posted by smika