スナックママのようなSNSコンサルタントの意味を考えてみた。

いまの仕事、SNSの使い方のレクチャーを中心としたコンサル業を始めて3年になります。
はじめのうちは、自分が苦手だったデジタルの使い方を教えて、投稿に関する文章の書き方を一緒に考えるといったスタイルでした。

自分が苦手としていたことをクリアしたことが他の人の役立ちになるかもと、役立ちごとがあればお客さんに会う資格があるんだと、始めたことでしたけど、続けていくうちに使い方ノウハウを教えているだけではないことに気づきました。

スナックママのようなSNSコンサルタントの意味を考えてみた

元の職業がスナックママということもあって、「スナックママのようなSNSコンサルタント」と自分を位置づけていたんですけど、これがまた漠然としすぎていてしっくりこなかったんですよね。やってきたことが身に染み付着すぎていて、自分の強み、自分の良さが全くわからなかったんです。

スナックのママも、コンサル業も、モノを売るのではなく、カタチの無い自分の考えを売る商売なので、自分のことが自覚しづらいんですよね。でも、自覚していないことは他人に伝わらない。そういうものですよね。

もともと物事の理屈を深く考えるのが苦手なタイプで、その時の気分とノリがたまたまマッチしてたから、やってこれたところがあったんですけど、そろそろその勢いが通じなくなって、自分の得意なこと、強みと呼べることを真剣に考えなきゃいけなくなっていました。

何回、何十回、繰り返し考えてもなかなか答えが出なかったんです。
自分のことなのにね。

自分で考えてわからなければ、自分を見てくれている人に聞くのがイチバンいい。お客さんに聞くのがイチバンいいかなと、ずっとお客さんの声を思い出したり、拾ってきました。
聞くだけでは、これまた自分の答えに繋がらなくて。(ココが私の頑固なところなのかも)

聞いては、やってきたこととすり合わせる。
そういったことを繰り返してみました。

好きなことは得意なこと

じつは私、好きなことがなかったんですよね。でも、これも解釈が違っていました。
「人様に自慢できるほどの好きなことがない」と思っていたんです。

水商売歴は25年だったんですけど、店は変わってもその業界にいるということは「好き」だったからなんですけど、その業界の「何が」好きだったのかというのが全く自覚できてなかったんです。

スナックのような水商売系は、昔は飲んでナンボの世界でしたけど、飲めればいいってものでもなくて。そもそもそんなにお酒に強い方でも、好きな方でもなかったんですよね。

そして、いろんな人との出会いもある業界です。
常連さんもいれば新規さんもいて。

それぞれの酒を飲む時間を共にするってことなんですが、酔った状態って、スキができるから信用できない人とは過ごしたくないものなんですよね。それに単に酒が飲みたいのであれば、家呑みでもいいし、居酒屋でも良いわけですもん。

敢えて、飲んだ状態で話たいことっていうのもあるわけで。
色話もあれば、心底持っている情熱的な部分の話もあります。

で、いろいろと思い出していたら、その人の持っている情熱のもとの話を聞くのが好きだったんです。

情熱って、その人が一番輝くもとで、その人が持っている魅力が詰まっているんですよね。その人の人柄のもとでもあって。それを聞くのが好きなんです。

どんな人でも、情熱を持っています。
その部分に触れると、その人が元気になるんですよね。
それが見たいがために、雑談したり、会話を深めたり。
それをずーーーっとやってきたんです。

ずっとやっているってことは、好きでやっていて、得意ってことですよね。
自覚するのが遅いわ!って、自分でツッコミ入れたくなりますけど(笑)

で、あるとき、さらに気づいたんです。
その情熱を聞くべき相手は「私」じゃないんだって。

その情熱を聞くべき相手は、その人の「お客さん」なんです。
物余りのいまの時代は、人柄で売ることが必要で、その人柄を出すにはその商売にかけている想いを表現していくことも必要だと思っています。その想いがあるからこそ、その商売が続いているってことろがあるじゃないですか。商品やサービスの質が良いのは当たり前で、それを言っても選んでもらえう基準にはならないんです。

選ばれる基準は「その人の姿勢」
だったら、それを伝えていったほうが良いに決まってます。
そして、SNSという伝える手段があるんだから、やった方がいいってことです。


だから私は、その情熱を聞き出すことをとことんしていて、それをSNSで表現するための使い方をレクチャーしているってことです。

発信コーディネートとかいろいろ考えますけど、それはその人の魅力、そのお店、その会社の良さを知ってもらう入り口を作るだけであって、あとは受け手であるお客さんの判断になります。
でも、入り口がないと見てもらえませんからね。

仕事だから人の話を聞くのではなく、人の話を聞きたいから今の仕事になったということで、その肩書きは、SNSコンサルタントでなくてもいいんじゃないかなとも思うこの頃です。